人生の9割は親との関係で決まる「親ブロック」「親捨て」

こんにちはブログの更新です。

今回は、ライフコーチとして活動をしている三凛さとし先生の書かれた親子の法則をポイントを押さえて

要約して行きたいと思います。皆さんよろしくお願いしますね。それでは始めましょう。


あなたは毒親とか親ガチャと言う言葉にドキッとした事ありませんか!

毒親と言うのは過干渉や暴力・暴言等で子供を思い通りに支配しようとしたり。

自分の都合を優先して子供を放置する事で子供に取って害となり親の自分自身の得になる様な行動をする親の事を言います。

親がチャと言うのは、かつて「カプセルガチャ」と呼ばれるカプセルトイの様に親にも当たり外れがありそれによって子供の人生が左右される事をそれも主に子供の幸せをマイナなな方向に左右される事を意味します。

どちらの言葉も近年SNSを通じて広まってきました。

ただなぜここまでこれらの言葉が広まったのか?

それは老若男女関係なく親との愛情の葛藤を

何歳になっても抱えている人が多いからだと思います。

自分の人生は親によって壊されてしまった、

親のせいで自分の人生は旨く行って無いと

感じている人が多いからこそ

毒親・親ガチャと言う言葉は共感を呼びここまで広がったんです。

この様に親との関係に悩み苦しんでいる人は例え何歳になっても沢山います。

この悩みを突き詰めて行くとある存在に気がつきます。

それが親ブロック親との関係に悩んでいる人の心の中には親ブロックがあるんです。

親ブロックは言い方を変えれば自分の子供にかける親の無意識の呪い

親ブロックとは親の発した何気ない言葉や態度から

親の価値観や先入観を感じ取ってしまい

それに合わせて自分を制限する様になる事を言います。

この親ブロックこそが全ての悩みや生きづらさの原因なんです。

例えば親ブロックがあると自分の本心を閉じ込めてしまうので自分の本当の望みや、

やりたい事が分からなくなってしまいます。

転職を繰り返したり過剰な浪費をしたり

付き合う人が短期間に変わったりする人には、

共通してその人の心には親ブロックがある可能性が高いです。

また親に認められている実感が持てないので、

自己肯定感が育ちにくく仕事に対しても

お金の使い方に対しても主体性が保てなくなり

将来への夢を思い描きにくくなってしまいます。

親との関係をパートナーにも投影してしまう為パートナーシップが、

旨く行かないとそう言うケースもあります。

いつまでも親に縛られている。

そんな自分が嫌だと自分らしく、

自分の人生を生きたい少しでもそう感じている人にぜひ読んでいただきたいです。

本書の親子の法則のポイントをまとめて

本日はご紹介させていただきますぜひ最後まお読みいただければ幸いです。



さて、そんな本書の中から本日ご紹介する最も重要なポイントの内容は以下の3つになります。

第1章 人生の9割は親との関係で決まる

第2章 悩みが消えて行く親捨てのススメ

第3章 親捨てであなたの心と人生は自由になる。

自分を縛り付けていた親の影響から解放されお金・時間・場所・人間関係・健康・等人生の重要な要素の全てを自分の自由に出来る様になるそんな夢の様な状態を実現する著者の親捨てメソッドを実践し一人でも多くの方が救われる事を願っています。

それでは早解説して行きます。

第1章 人生の9割は親との関係で決まる。

私達はなぜ親との関係にここまで振り回されてしまうのでしょうか?

親との関係が面倒だと思えばちょっと親から離れてしまえば良いと、

言葉で言うのは簡単ですが実行するのは難しく、なかなか実行する事はできませんよね。

友達や恋人であれば縁を切ると言う事が出来ますが、

親の場合は、なかなかそう簡単にはいきません。

友達以上に恋人以上に切っても切れない関係が親子の関係なんです。

なぜ親と子の関係というのはここまで強固なのでしょうか。

親は子供が出会う最初の他者であり大人であり最も頼りにすべき保護者でもあるからであります。

生まれてから家を出るまで1年365日毎日顔をあわせて、

生活を共にしていく中で親の言動を見聞きし深い関わりを持つ

中でで子供は成長して行きます。親を見て子供は育つんです。

子供に取って親とは最初に出会った大人であり

大人としての最初のロールモデルになるからです。

だからこそ親との生活で受けた影響は人格を形成する

時期を過ぎて大人になってからもずっと残り続けるんです。

親の考え方や生活・信条・価値観等さまざまな面で受ける影響

そういった親から受ける影響の中にはブラスの物もあればマイナスの物もあります。

特に小さな子供に対して何気なく言った親の不用意な言動は幼い子供に取って絶大な影響力を持っている。そして幼い子供の潜在意識の奥深くに少しずつ刻み込まれていく。      

そして皆さんにも経験がある様に特に、

マイナスの物が心の潜在意識に奥深くに刻まれ後々まで残りやすい傾向があります。

子供に取って親が発した言葉は小さな子供に取って絶大な影響力を与えてしまうんです。

褒め言葉もそうですが否定的な言葉の場合それは深く潜在意識の心の奥底に深く突き刺さるのです。

頭に棘でも刺さったかの様にその棘を何時までも抜かないと、

ずっと心に刺さり続けてしまいます。

たとえ親に悪意が無くても子供が

自分を否定されたと感じる事であれば同じ事です。

例えば、

「あなたはいつもやる事が遅いとか 」

「何をやらせてもドジね」

と言った類いの言動は親に取っては全く他意の無い言葉だったとしても、

特に幼い子供は親の言葉をまともに受け取ってしまい

自分は,そんな人間なんだと段々思い込む様になって行きます。

「うちの子はバカだから」

と言った第三者の前で子供に対しての喧騒も同じ事です。

知らず知らずのうちに親自身も気がつかずに

親の何気無い言葉や不意に放った言動で子供は親の言葉によって散々に傷ついて行きます。

心理学では幼少期の経験は少なくとも6歳ぐらい迄には人生脚本が完成し

大人になってからもその人の考え方や行動パターンに影響すると言われているのです。

親に言われた「ドジ」や「出来損ない」

と言った暴言や言動は例え何歳になろうとも、まるで親にかけられた呪いの様に

その後の人生にず~っと影響を与え続けてしまうんです。

親に否定されたと感じる言葉は小さな棘となって、

何時までも心に奥深くに突き刺さったままとなり

その後の人生に影響をもたらしていきます。

あなたもそう言った親の自分に対して

否定的な言葉を一度でも聞いた事はありませんでしたか?

親の否定的な言動が何時までも心に

残っていると自分の心に問いただせますか?

少し考えてみてください、

「自分も大人になったしあのときの親の気持ちも分かるから

子供時代の些細な言動なんて許したよ。」

と言う人もいるかもしれません。

「もう随分昔の事でとっくに自分の気持ちに折り合いはつけているよ!」

その様に思い込んでいるだけかもしれません。

しかし実際の所感情と言うのはそれ程、聞き分けの良い物では無いのです。

例え些細な言葉だったとしてもその言葉に傷ついたとか、ああ言われて悲しかった、

と言う感情はそのまま心の奥に潜在意識の奥深くにずっと燻りながら残り続けるて行くんです。

大人になって理性的に判断して許したつもりでも

本心ではまったく納得出来てい無いのが感情の一番厄介な所なんですよ。

だからいつまでたっても親ブロックから解き放たれず

自己肯定感が低いまま、成長して行く事になります。

これが癒されない感情の一番厄介な所なんです。

実際に今親との関係に悩んでおらず、

人生において枷の様な物を感じて無いのであれば自然に、

親ブロックが外れたのかもしれません。

もちろんその様な人もいるでしょう。

ただ親との関係に悩んでいる人生を窮屈に感じているので、

あれば親ブロックが外れて無い証拠です。

あなたには次の様な出来事を経験した事はありませんか。

自己肯定感が低いが故に、つい「すみません」が口癖になっている。

なんだか満たされない感じがする。

自分に制限をかけてしまう。

自由になる事に罪悪感がある。

お金を計画的に使えない。

仕事に対して積極的になれない。

メンタル面のアップダウンが激しい。

ルーズで自己管理が旨く出来ない。

恋愛運が悪い。

他人の言動に左右されてしまう。

これらは全て親の影響が大きい物です。

親の

「だからお前はダメなんだ」

と言うマイナスの言葉で、

自分に自己肯定感をもてず親がよく怒るせいで謝る事が、

完全に癖になり親がいつも反対してきた為に自分の行動に制限をかけてしまい

親がお金の事で喧嘩するからお金を使う事に罪悪感を覚えてしまう等

私達は想像以上に親からの影響を受けて今を生きているんです。

ではなぜ私達はここまで親の影響を受けてしまうのでしょうか?

この様に親の影響が絶大なのは子供に取って

最も身近で最も頼りになる存在であると言う事と

一緒に過ごす時間が長い事が関係しています。

一般的に高校を卒業するくらい迄は経済面も

含めて親が全面的に子供の面倒を見る期間が続きます。

つまり子供に取っては、少なくとも18年~20年間の間は、

日々親の話す言葉が耳に入り親の行動を目にする

と言う状況が続くと言う事になります。

当然の事ながらその影響は決して小さくありません。

親の価値観にすっかり影響され親の考え方を学び、

親の顔色を窺って要る人が要ると言う事も決して珍しく無いんです。

また家庭はある意味閉ざされたブラックボックスの世界でもあります。

そもそも他の家庭を偶然に見てしまうか、覗き見をするか、

しない限りその家庭のありのままの姿を目にする機会はまずありません。

自分の親以外の人はどう言う親でどう子供と関わっているのか?

詳しい部分は知り要が無いんです。

その結果あなたの人格は親を基準にして親の考え方や価値観が

世間一般の普通の考え方だと信じてしまい、

それが信念・価値観となって形成されて行ってしまいます。

その結果、親の価値観や先入観も引き継いでしまい

知らず知らずのうちに自分の中で様々な制限を掛ける様になってしまうんです。

これが親ブロックの正体です。

頭が悪いからお金を稼げなくてもしょうがない

顔が悪いから恋人ができなくてもしょうがない

要領が悪いから仕事でミスしてもしょうがない

といった親ブロックが幾重にも何重にも積み重なり

身動きが取れなくなってしまうんです。

この親ブロックを外し自立していく為のまず第一歩は

どう言う部分で自分に親ブロックがかかっているかをまず知る事です。

親ブロックと一言で言ってもその内容は様々です。

あなたの悩みは何でしょうか?

お金の事・仕事の事・上司の事・恋人の事・人間関係・自己肯定感・幸福感・等

自分に取っての悩みを書き出してみてください、

そして書き出しているうちに思いもしなかった悩みがふと湧いてくる事があります。

これまでは気がつかなかったけど客観的に自分の悩みと向き合う事で見えてくる事があります。

ぜひ紙に自分の悩みを書き出してみてください。

うまく自分の悩みを書き出す事が出来ないと言う人は、

本書に載っているチェックシートを利用すると言うのがおすすめです。

チェックシートを利用する事で悩みを可視化し

あなたにかかっている親ブロックを明らかにする事ができます。

親ブロック度のチェックリスト

Aグループ(父親との関係に問題がある人は

Aグループのチェック項目の数が多い程、父親との関係に問題があります。)

・いつもお金の事で不安がある

・自分が豊かだとあまり思えない

・貯金が出来ない

・お金を理由に本当いやりたい事を諦めてしまう

・お金に苦手意識がある

・上司とウマが合わない

・明日も仕事かと思うと嫌な気持ちになる

・自分は能力が低いと思う

・仕事にやりがいを見出せない

・仕事の成果が上がらない

Aグループのチェックが入った数

Bグループ(母親との関係に問題がある人は

Bグループのチェック項目が多い程、母親との関係に問題があります。

・パートナシップが長続きしない

・パートナシップに苦手意識がある

・人間関係が深まらない

・人の期待に応えようとし過ぎる

・自分の事が好きになれない

・人の目が気になる

・「幸せですか」の問いに即答できない

・今の生活に漠然とした不満がある

・毎日何かにイライラしている

・自分の未来は明るくないと思う

Bグループのチェックの合計の数

AグループとBグループを合わせたチェック数の合計

1~5の場合 低度

6~10の場合 軽度

11~15の場合 中度

16個以上の場合 重度

チェックの数が多い人程親ブロックの

度合いが大きい可能性があります

これ以上の情報は実際に本書親子の法則を実際にご購入下さい

本書を購入すれば各項目のより詳しい詳細に付いて詳しい説明が

書いてあります。


悩み解決の第一歩はまず悩みを明らかにする所から是非実践してみてください。

悩みが明らかになったときに親ブロックの正体が明らかになります。

それではここまでのポイントをまとめます。

1 、親との生活で受けた影響は人格を形成する時期を過ぎて大人になってからもずっと残り続ける。

2、親との関係に自分では理性的に許したつもりでは、あっても親の否定的な言葉や態度と言うのは

親ブロックとしてあなたの心に親に対する怒りが残っている。

3、親ブロックを外し自立して行く為の第一歩は

どう言う部分で自分に親ブロックが自分にかかっているかを知る事である。

第2章 悩みが消えて行く親捨てのススメ

自分の人生は親によって壊されてしまった、親のせいで自分の人生は旨く行っていない、

そんな風に親との関係に葛藤を抱えて生きている人に試して欲しいのが親捨てです。

親捨てと聞いてなんとなく昔の姥捨て山へ

親を捨てに行くみたいなイメージを持たれてしまったかも

しれませんが、誤解しないでもらいたいと思います。

この親捨てと言う言葉中々に強烈な響きですがその中身は極めてシンプルです。

親に対する先入観を一端捨てて一人の人間としてありのままに、

親を見る様にする、ただこれだけです。

ただこれだけであなたの悩みは驚く程、

軽くなり人生を自由に生きる事が出来る様になります。

私達は自覚出来ないくらいに無意識のレベルで親から大きな影響を受けています。

確かに親がいるからこそ自分と言う人間が今ここにいる事は間違いのない事実です。

だから私達は親子関係を個人的なストーリーとして完結させてしまおうとします。

親が自分を理解してくれないと、親子なのに

どうして分かってくれないのと不満が生まれてしまうんです。

しかしもっと視野を高く持てば親があなたの事を

親が自分の子供を理解出来ないのは当然だと言う事に気がつけるはずです。

それは

親とあなたとでは、生まれ育ってきた時代背景が違い過ぎるのです。何故なら生きてきた時代も環境も違い過ぎるから何ですよ。

親とあなたとでは、生まれ育ってきた時代背景が違います。

ですから、当然物の見方や考え方・捉え方・価値観も当然違うんです。

抑々、育ってきた土台が余りにも違い過ぎる為に根本的に分かり合えないし、

例え同じ場所同じ家に一つ屋根の下で長年暮らしていても、

あなたの親が子供の生活の全てを支えてきたからこそ、

忘れられがちな事ですが親と私達とでは元々生きてきた時代が違い過ぎるんです。

だからこそ親の価値観とあなたの価値観は大きく違って当たり前の事なんですよ。

少なくとも親の価値観や考え方・捉え方・物の見方は、

子供の価値観に比べれば少なくとも親の価値観は

20年~30年は考え方や捉え方・生き方・価値感が遅れて

古くなっていると思って間違いありません。

しかし今の子供はこの令和の時代に合った価値観や考え方で生きているんですよ。

20年~30年もあれば新しい様々な考え方や新たな価値観が生まれるには十分すぎる年月です。

ですから親の方も価値観や考え方が古くなって当然なんですよ!。

ですがその価値観や考え方で長年生きて来た以上

親の方もう変われないでしょうし今更変える気等無いと思います。

親は次々と生まれて来る新しい価値観や考え方に

もう親の方が付いて行けなくなってしまっているんですよ。

そもそも昭和20年代以前に生まれた親はそもそもその時代にスマホもパソコンもインターネット処かコンピュータさえ無かった時代でした。

昭和20年代はようやく各家庭に黒電話が少しずつ普及し始めて来た時代でもあります。

しかし昭和20年代生まれの親はそれに該当する言葉が全く無いんですよ。

だから子供が痛烈に色々訴えて居ても親に取っては

訳の分からない理解不能な言語で訴えられている物だと

理解した方が気持ち的には楽になります。

まずはしっかりとこの事を押さえておく事が大切です。

どうしても価値観の違いでぶつかってしまう、

親の価値観に如何しても従って動いて後悔してしまうと言う人は、

もう親の事は江戸時代の人なんだと思ってしまうのが効果的です。

だって生きたきた時代が全く違うから価値観や考え方も大きく違って当然で

親の価値観に従う必要なんて全く無いんだ、

と言う風に自分の親に対する考え方を根底から変えて行きましょう。

また逆に親の方もあなたの価値観に合わせて生きてくれるわけではありません。

親には親の価値観や生き方・考え方があります。

親に求めすぎるのはもう辞めにしましょう。

私達はついつい親に甘えて親が自分にしてくれる事を、

当たり前に思ってしまいついつい、無茶な要求や高望みをしてしまいがちです。

親なんだから子供の自分の気持ちを分かってくれて当然

自分が欲しい愛情をくれて当然

子供が望む事をしてくれて当然

この様に子供の側も考えてしまうんです。

勝手にそんな期待を寄せてその願いが叶えられないと、

なんで分かってくれないんだ、

なんで愛してくれないんだと

被害者意識ばかり募ってしまう、

その最たる例が親ガチャに外れたと言う発言です。

親からの自分に対する要求以上の物を親に求め、

それが果たされなかった事をいつまでも忘れずにいる。

そしてずっと自分の人生の責任を全て親に押し付けている。

親ガチャに外れたから私の人生はもうどうしようもない、

全部親が悪いんだ。

しかし果たして本当にあなたはそれで良いのでしょうか?

親とは、自分より何十年か早く生まれたとはいえ

親が経験してきた事には限りがあるんですよ!

当時の環境では、親は素晴らしい人格者になる様な

教育を受けたわけではなかったのかもしれません。

当時の環境では、親は最高の教育や

その為の方法を学んだわけでもないのです。

私達と同じ様にお金の事・仕事の事・人間関係・恋愛で悩んできた一人の人間が自分と同じ様に悩んでいる別の人と結ばれその結果として子どもをなして父親や母親になっただけの事なんです。

親も、ただの凡人でごく普通の人間なんです。

まずはその事実にしっかりと目を向けていきましょう。

親はどんなに子供の幸せを願って幸せに導こうとしても、子供に取って決して

人生のメンターとして幸せに導てくれる訳でも正しい生き方を知っている人生のマスターになる事も出来ないのです。

親は人生のマスターではありません。

あなたと同じ様に悩み傷つき日々迷っている一人の人間なんですよ。

そんな当たり前の事にすら気づかずに、

親子と言う関係はお互いの目を曇らせ見えにくくさせてしまっています、

親は絶対的な存在であり正しい存在である、

これは実は、中国の孔子が広めた儒教の思想が日本人にも伝わり今も根強く残っているせいなのかもしれません。

簡単に儒教の思想とは、最も代表的な教えとして

「目上の人を敬いなさい」・「恥をかいては行け無い」

と言う教えがあります。

そもそも孔子と言う人物は何千年か前の中国の皇帝の指南役を担っていた人物です。

今で言えば中国の皇帝に対して様々な助言やアドバイスをする様な

現代で言えばコンサル的な役目を担ってきた人であります。

そして中国全土を統一する為に孔子が考え出したのが

儒教の思想で中国を統一する為にはこの儒教と言う思想は

当時の中国の皇帝に取っては非常に都合の良い教えで中国全土を

支配するのに都合の良い思想だったからであります。

その儒教の思想がやがて日本にも入ってきて

多くの日本人に伝わったとされております。

特に「目上の人を敬いなさい」と言う儒教の思想は

親に取って非常に都合の良い教えだったのかもしれません。

当然その最もたる「目上の人を敬いなさい」と言うその例は、

目上の人=自分の両親の事です。 

子供の頃に刻み込まれたその考え方をまず疑ってみる。

親と言うのはあくまで一人の人間であり

正しい生き方を知っているわけでは無いんですよ。

親を一人の人間として考え客観的に見ようとする事それが親捨ての第一歩です。

親に対する先入観を捨てて客観的に見る。

たったそれだけの事です。

これはあなた自身の問題であり親は関係ありません。

親を変えるのではなくあなたの親に対する見方を根本から変えるんです。

親に対して恨みつらみを直接行っても何も解決にはつながりません。

恨みつらみに対し素直に謝ってくれればまだ良い方なのかもかもしれませんが、

十中八九、今頃になって何を言ってるのと言う状態になるだけでしょう、

親側には親側の考え方があります。

あなたが傷つけられたと感じた出来事は、

あなたの側から見たあなたの主観で見た結果に過ぎません。

 親からしたら意味のある行動だったかもしれないんですよ。

物事には何にでも表と裏があるように、

あなたが親から受けた心の傷の裏には、

その事によって受けた恩恵も必ずあるはずなんです。

とはいえ今はまだ嫌な出来事から得た物なんて

あるはずが無いと思われるかもしれません。

所がその出来事について客観的に見る事が出来る様に、

なっていくと、あ~そういえばあれがきっかけで

こんな事が出来る様になったなと思える様な事が出てくる物なんです。

あなたが見ていた親の顔が全てでは無いんですよ。

親が嫌いだという人には少し辛いかもしれませんが、

あなたから見た親ではなく一人の人間としての有りのままの親、

そして当時の親の心情を想像してみる事をお勧めします、

そう言った事を繰り返すうちに客観的に親を見る事が出来る様になって行きます。

あなたを傷つけ縛り付けた行為にも

親なりの事情や思惑があったのかもしれません。

親なりの思いがあったのかもしれないんですよ。

思い返せば結果的には、失敗だったかもしれないけど、

あの時はこれが最も最善で最適な選択だったと思っていた。

そんな行為もあるかもしれません。

親を一人の人間として直観的に見てみる。

親は不完全な存在だと理解する。

親捨てはまずそこから全てが始まるんです。

それでも親は親なりの考え方や価値観・そして自分達のやり方で

子供を幸せに導いてやりたかったと言うその

思いと気持ちは汲んで上げて欲しいと私は思います。

さてここまででポイントをまとめておきます

1、親捨てとは親に対する先入観を捨ててありのままに

見る様にする事であり親とのあいだに葛藤を抱えて生きている人に効果的である

2、親とあなたでは、生きたきた時代背景が全く違いそれゆえ価値観も違って当然である。

だから親の価値観に従って生きる必要は無い

3、物事には何にでも表と裏があるようにあなたが親から受けた

傷の裏にはその事によって受けた恩恵も必ずあるはずである。

第3章 親捨て、であなたの心と人生は自由になる。

あなたはどんな影響を親から受けてきたでしょうか?

両親に褒められたくて一生懸命に取り組んできた事はありませんか?

両親の喜ぶ顔が見たくて頑張っていた事はありませんか?

両親に怒られないように顔色を伺って迎合した事はありませんか?

門限や家庭のルールなど物理的心理的な制限を受けた記憶はありませんか?

両親や親戚の家族像から家族とはこう言う物と言う固定観念はありませんか?

昼食や結婚等を重要な選択時に親の価値観を取り入れていませんでしたか?

両親との関係で恋愛や性にネガティブなイメージを持った事はありませんか?

胸に手を当ててこれらの質問に答えてみてください。

おのずと問いに答える事で両親から受けた影響を自覚出来るはずです。

私達はは知らず知らずのうちに自分の限界を想定してしまっています。

その大きな要因になっているのが親からの刷り込みもしくは親からの洗脳と言い換えても良い程様々な親ブロックに今も親からの呪いの様に掛かっています。

親の価値観や考え方言動があなたの限界のラインを決めてしまっているんです。

でも親捨てが完了したあなたはもう親ブロックの影響は受けていません。

親に対する先入観を捨ててありのままに一人の人間として親を見る様になると

親に対する恨み辛みの気持ちが感謝に変わると

同時にあなたは生まれ変わった様に自由を手にする事になります。

これまで限界だと思っていたラインを越える事が出来る様になります。

人とは本来お金・時間・場所・人間関係・健康との関わりを自分で自由に選ぶ事ができます。

しかし親のブロックがある間はその事に気づく事が出来ません。

親の影響から自分の限界を勝手に決めてその範囲で生きてしまっているんです。

また親が嫌いな人は無意識のうちに親を貶めてやりたいと、

強く思い親の子育てが失敗した事を自ら証明したくて、

自分は幸せにならないと言う愚かな選択をしてしまう人もいるでしょう。

買い物依存や異性依存も親の愛情が少ないからこうなった、

と言うアピールなのかもしれません。

すべては親との間に渦巻く感情が解消されていないからこそ起こる事です。

ある研究では、未消化の感情に支配されているとIQが下がると言う事が分かっています。

つまり両親との心理的な和解が出来ずにいると言う事は、

本来の自分が持つポテンシャルが発揮出来ていないと言う事です。

あなたは人生においてお金・時間・場所・人間関係・健康が自由になるはずが無い

こんな状況でも仕方がないと考えてしまう事はありませんか?

自分は自由になれるはずが無いこの考え自体が大きな親ブロックなんです。

数多くの自己啓発書には、常識を捨てろとか、

リミッターを解除しろと言った様な事が書かれています。

しかし、皆さんもその事の重要性は重々承知していると思います。

しかし本当にその真意が分かりこれで親ブロックが、

外れたと自覚出来るのは、親捨て完了のタイミングなんです。

なぜなら親こそがあなたにとって最初の親ブロックであり常識だからです。

その親との関係を改めて俯瞰して見る。

これがあなたの人生を変える最初のステップなんです。

いろんな本を読んでもどうしても常識にとらわれてしまう、

一歩抜け出すことが出来ない現実が変わらない自分は当然です。

親との葛藤を乗り越える為のステップを飛ばして

その次のステップに進む事はできません。

まずは親ブロックをはずす親捨ての実戦、

これをぜひ本書で行っていただきたいと思います。

ただ親捨てを行う上で勘違いしてほしくないのは

親からもらった物や価値観・考え方は、

すべて間違いというわけでは無いと言う事です。

親から与えられ物を両親から得た物は、

例えプラスの物であろうとマイナスの物であろうとも数え切れない程あるはずです。

あなたの一つ一つがあなたの実家に行くと

精神的な糧となって今のあなた自身の基礎になっています。

それを否定する必要はありません。

友達でも恋人でもそうですよね。

こいつのここは良いけどここをは嫌だとか、

この人のここは好きだけどここは嫌いとか、

親もそうなんです。

親の全てを否定する必要はありませんし、

すべてを肯定する必要もないんです。

親だからと特別視するのでは無く客観的に

一人の普通の人間として親を見ると、

どれが親ブロックなのかを外すきっかけにあります。

親ブロックが外れたあなたはあなた自身の人生を生きる事が出来る様になります。

親が操る人生ではなくあなた自身が進める人生です。

自分の人生や未来は自分で変えられる

是非親捨てを行い自分の人生を実感してください。

最後に著者である三凛さとし先生の言葉を引用してこの章の締め括りとをさせてください。

「私達は幸せになる為に生まれてきました。

親は私達の幸福を誰よりも願い愛情を込めて育ててくれたと思います。

所が親の示す愛情と私達が受け取りたい愛情には往々にしてギャップがあります。

そしてこのギャップによって私達子供は苦しみます。

親が示した愛情が親ブロックになり私達を縛るからです。

でももう大丈夫です。

親捨てが完了すればあなたは自分の人生を歩む事が出来ます。

本当の望みが分かり自分が生まれてきた意味や

使命や進むべき道を知る事が出来るのです。」

それではこれまでのポイントをまとめて行きます

1、あなたが感じている自分の限界は親ブロックによる影響が大きい

2、親ブロックを外す事でお金・時間・場所・人間関係・健康との

関わりを自分で自由に選ぶ事が出来る

3、 あなたの人生は親の人生ではなくあなた自身の人生である

多くの人が親との関係に悩み親ブロックを抱えて生きています。



今日の説明だけで成程と親に対して客観的なシェアを持てる様になる人もいるでしょう。

ただ悩みが深ければ深い程そう簡単には行きません。

そう言った方にはぜひ本書に掲載されている。

親捨てワークを実践して頂きたいと思います。

ここで説明するよりも本を見てやる方が

はるかに取り組みやすいと思いますのでぜひこのワークが気になるという方は

本書を購入し手に取って実践してみてください。



親捨てワークの8つのステップ

最後に親捨てワークの概要についてすこし触れておきます。

この親捨てワークは全部で8つのステップから成りそのステップは

下記の通りです。

ワーク1 ネガティブ感情の元を明らかにする

ワーク2 親への不幸の手紙を書く 

ワーク3 自分も同じ事をしていたと自覚する

ワーク4 親の行為が自分の助けになっていた事を知る

ワーク5 自分の行為が他者にも利益をもたらしたと考える

ワーク6 親は正反対の性質も、もっていた事に気づく

ワーク7 愛されていた証拠集めをする

ワーク8 親への感謝の手紙を書く

この8つのステップです。

このワークを進める事で両親をありのままに

見る事が出来る様にになり親から受けた傷が癒されていきます。

ぜひ気になると言う方・親子関係に悩んでいると言う方は

本書を購入して読んでみてください。


ここまで長らく読んで頂きありがとうございました。

最後にこれを読んでくれたあなたに感謝します

本間義昌でした。


鬱の事に関して,もっと知ろう。今は心を病んでいる人達が沢山いる時代。

私は2017年から2019年に掛けて2度の脳梗塞を患い左足と左腕が思うように動かず両手とも握力が堕ちおまけに言葉も思うように喋れなくなりました、しかしだからこそこんな私でも発信できることがあるのではないかと思いこのブログを始めました、主に私の考えや最近のニュースや事件等を自分の意見言おうと思っております。今までに4000冊の読書を読み迄続くかわかりませんがどうか応援よろしくお願いします。

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