「DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール」を読んでみて思った事。それは若さと健康と時間はお金では決して買えない貴重な物

皆さんこんにちはブログ更新します。

今日は、「DIE WITH ZERO人生が豊かになりすぎる究極のルール」

をポイントを押さえながら要約して説明していきたいと思います。

私も正直この本で如何に自分の人生を無駄にして生きてしまったか激しく後悔しております

もっと若い年齢にこの様な本に出合えたら自分の人生も今とはもう少し違った可能性もあったと思います。


ゼロで死ね、それこそが経済学者も絶賛した最上級に人生に対して響く賢い生き方であり人生が

豊かになりすぎる究極のルール等だ、だから私達もゼロで死のう言う事を述べております

ゼロで死ぬとは如何云う事かを、説明させてください。

でもその前にまずは

有名なイソップの寓話アリとキリギリスの話

皆さんの中にアリとキリギリスの有名なイソップの寓話は知っておられる方も多いと思います。

アリは冬に備えて夏の間中に沢山食料を蓄える為に懸命に働いています。

一方、お気楽で遊び惚けているキリギリスの方は冬の備えもせずにヴァイオリン等を弾いて遊んで暮らしていました。

その結果どうなったか、皆迄、言わなくても

この寓話を知っている人は分かって要ると思いますが

結局キリギリスの方は寒さとひもじさに耐えかねて死んでしまった訳ですが

一方、アリさんの方は夏の暑い間全く遊ぶ事すらなく、

懸命に働いて食料を為込んで居たお陰で飢え死にする事はありませんでした。

遊んでばかりいた、キリギリスには悲惨な現実が待っていたのです。

この寓話の教訓は人生には、働くべき時と遊ぶべき時があるとい言う物でございます。

ただ此処で次の様な疑問を感じていないでしょうか。

アリさんは、何時、遊ぶ事が出来るのだろうか?

それがこの本のテーマだと筆者は言っております。

私達はキリギリスの末路を知っています。

そうです飢え死にです、しかしアリさんの場合は、どうなるのでしょうか?

これを人つまり人間に例えると

短い人生を奴隷の様に働いて過ごしそのまま、

死んで果たして本当に自分の人生を生きたと言いきれるのでしょうか?

有るいは何時、楽しい時を過ごすのでしょうか? 

もちろん誰もが生きる為に働いてお金を稼がなくてはいけません。

だが生きる以上の事をしたいと誰もがそう望んで要るでしょう。

本当の人生を生きたいと誰もが思っているはずです、

「DIE WITH ZERO」この本のテーマはそれでございます。


ただ生きるだけでなく十分満足して生きて生ける為には、経済的に豊かになるだけではなく、

人生を豊かにする為の方法を、考えて行かなければならない!

筆者はこの本を通して貴方の人生を確実に豊かにする方法を伝えて行くと言っておられます。

アリの様に、ただ奴隷の様にお金の奴隷の様に働いて生きるだけではなく

本当の人生を生きる事が出来るのでしょうか ?

個々で3つポイントに絞って説明したいと思います。

1、今この時この年齢でしか出来ない事に投資する

2、ゼロで死ねと言う理由、それは年を取る事によって

年齢が上がるにつれてお金の価値は年寄りの人に取ってはその価値が段々無くなって行く。

3、そして年を取り、老齢になるに連れ加齢と共に身体も低下し行動する力も体力も気力も無くなっていく、

と言う重要なテーマについて説明していきます。

今しか出来無い事に投資する事から説明して行きたいと思います。

今この若い年齢でしか出来ない事に投資する

さて筆者のビル・パーキンス氏はまず私達は喜びや楽しさを余りにも先延ばしに、し過ぎている!

いつ使うかも分からないお金をひたすら貯め込んで

今しか出来ない事を見送りお金の為に多くの事や体験や経験や思い出を先延ばし、

し過ぎて激しく後悔しているとそう言っています。

ある一組の夫婦のエピソード

ある一組の夫婦エリンとジョン夫妻のエピソードが紹介しましょう。

エリンとジョン夫妻は共に弁護士として働いていました、だがある日、夫のジョンの体に腫瘍が見つかりました。ガンに罹り、治療は知らない内にジョンの背中の骨に迄広がっていました、

そこでエリンは、思い切って会社を辞めジョンのガン治療の

合間に夫婦はただ二人で居る時間と喜びを味わいました。

一緒に公園に行ったり映画を見たりテレビゲームをしたり

時には、ボストンを訪れ自由時間には市内の歴史的名所を見て回りました。

この時は、まだ自力で歩るく事が出来ました、ですがガンの病状は思ったよりも急速にガンが悪化し急速に進んでいきふたりの希望は薄れていきました。

ジョーはがんと診断されてわずか3カ月後天国に旅立ちました、

当時の事を思い出すとエリンは今でも深い悲しみに襲われると言って居られます、

それでも仕事を辞めてジョンと少しでも多くの時間を過ごした事に対し一切後悔する事もなく一緒に時を過ごせて良かったと思うと言っているそうです。

もし私達、がエリンの立場に置かれたらどうするでしょうか?

きっと彼女と同じ事をするに違いありません、

人と言うのは自分の命がもう長くないと知ると

死が近づいて初めて私達は我にかえるんです。

先が長くないと知りようやく考え始めるんです。

自分は今まで一体何をしていたんだと!

これ以上先延ばしをせずに今すぐ本当に遣りたい事

大切な事をするべきだと初めて気づくんです。

普段私達は、まるで世界が永遠に続くかの様な感覚で生きております。

もちろんそう考えるのはある意味合理的です。

毎日人生が最後の日の様な気持ちで生きるのは、正直しんどいし難しいです、

そんな風に考えたら誰も仕事に行かないしテスト勉強もしないですよ

喜びをある程度先送りすると言うのは、実は理に適ってもおります。

長期的に見ればその方が報われるからなんですよ。

だが残念な事に私達は、

喜びや楽しさ経験や体験や思い出を余りにも先送りにし過ぎて要るのが現状では無いのでしょうか。

手遅れになるまでやりたい事を我慢し。

ただお金を稼いで節約する人生が無限に続くかの様な気持ちで居ます。

人生は残念ですが有限であり時間と共にその分寿命が近づいているのです。

人生100年時代だと言いますが長い様で短くもあります。

その貴重な時間を使わないお金を貯めこんで、

そんな事を今でも続けて行くつもりですか?

もちろん急な難病に見舞われた

エリンとジョンのケースは非常に極端な稀な例です。

ですが誰もが遅かれ早かれ2人が直面した様な現実に

嫌でも向き合わざるを得ない様になっているんです。

だって人はその人にしか咲かせられない花があるから、

でもその花もいずれ枯れて死んでしまう様に、

いつかは誰もが死んでしまうのだから、

だからこそ限られた時間の中で最大限に命を燃やす方法を

必死で考えて行かなければならない。

誰もがこの問題への答えを求て考えています。

置かれた状況によって違いはある物の基本は同じです。

死ぬ迄に限られた自分のエネルギーを

何にどれ位振り当てるべきかという問いでございます。

筆者のビル・パーキンス氏は最低限の生活費しか稼げなかった

若い頃からこの問いに付いてずっと考え続けてきたのです。

そして長い思考と時間をかけて次の様な人生の原理原則を築き上げたそうです。

それは、今この年齢でしか出来ない事に若い時にしか使えないお金を使う

これこそがこの本で一番伝えたい事でございます。

例えば90歳になって水上スキーを、始めるのは難しいと私は思います、

確かに今それを我慢して必死に働いてお金を稼いで貯めればそれをやる為の

その分のお金は貯まるかもしれません。

ですが十分なお金を得た時にはすでに、

それが出来ない老齢になり体力も気力も行動する力も無くなり

衰えた身体になって要るかもしれません。

過去に戻って時間を取り戻す事なんて不可能で

どんなにお金で時間を買い戻そうとしてもで不可能な事なんです。

お金を無駄にするのを恐れて若い今の年齢でしか出来ない事を

先延ばしにし過ぎた所為で機会を逃して終う、と言う非常にナンセンスな事だと思います。

お金をため込むだけ貯めて使わずに消費する事よりも

自分の人生を無駄にして仕舞う事の方が遥かに大きな問題では無いでしょうか?

夢を追い求める事を諦め安定した

退屈な仕事に落ち着こうとして居る25歳や、

たっぷりと貯金があるのに長時間労働を続ける60歳は、

人生を無駄にして今を楽しく充実した人生を

生きる事を先送りにしているだけなんだと私は思います。

大事なのは自分が何をすれば幸せになるかを知り、

その経験を惜しまずにお金を投入する事でございます。

当然それは人によって異なります。

何に価値を見出すかは人それぞれでございます。

本当に重要な事は、流されて生きるのではなく

自分にとって大切な経験や体験を意識的に選び

そこに惜しみなく金を使う事だと思います。

人生の充実感を高めるのは、その時に相応しい経験だけなんです。

時間とお金と言う限りのある物を何時、何に如何使うのか、

この重要な決断を下す事で私達は豊かな人生を送る事が出来るんです。

自分は何故お金を貯めているのか? 

何故今しか出来ない事を我慢して今しか会えない

大切な人との時間を削って迄働きお金を貯めているのか?

その理由をしっかりと理解しているだろうか?

と自問自動してほしいんです。

筆者は理由もなくお金を為込んで要る私達に、

次の様にアドヴァイスをしております、

経験の価値を信じなさいと。

何かを経験するのに必ずしもお金は入りません。

無料で出来る事も沢山あります。

ですが価値のある経験にはある程度の費用は如何しても必要です。

一生記憶に残る様な旅、

素晴らしいコンサートやライブのチケット、

企業や自分の店を持つと言う夢の追求、

新しい趣味、

これらの経験には如何しても多少のお金かかります。

時には莫大な額のお金が必要になる事だってあるでしょう。

だがそれは使う値打ちのある価値のあるお金でございます。

心理学の研究でも人は物ではなく、

経験にお金を使う方が幸せになれる事を示しております。

物は買った瞬間の喜びは大きいんですが、

次第にその喜びは減っていきます。

しかし経験から得る価値は時間の経過と共に高まって行くんです。

節約ばかりして要るとその時にしか、

出来ない経験をするチャンスを失います。

その結果、世界が必要以上に小さな場所になってしまうのです。

何故ならば人生は経験と思い出の合計だからです、

筆者は言っています。

私達は人生で何を経験したいのか、真剣に考えなければならないと、

どのくらいの回数それを味わいたいだろうか、

些細な物でも壮大な物でも結構です。

無料の物でも高額な物でもチャリティでも快楽主義的な物でも何でも構いません。

有意義に思い出に残る物と言う観点から一度きりの

人生で本当に何がしたいのかを考えて見るべきです。

何故そんな事を考える必要があるのか?

それは

人生で一番大切な仕事は思い出作りだからなんですよ。

筆者は何故経験が大切かを改めて、

新たに理解して貰いたい思っています。

そして、一刻も早く経験への投資を始めるべきである事を

心に刻んで欲しいとも言っております。

人生と言うのは経験と体験と思い出の合計です。

貴方が誰であるかは毎日毎週毎月毎年さらには

一生に一度の経験と思い出の合計によって決まってしまうんです。

最後に振り返った時その合計された経験の

豊かさがどれだけ充実した人生を送ったかを、

測る物差しになるんです。だから、貴方がどんな経験がしたいのか?

それを、真剣に考えてそれを実現させる為の計画を立てるべきなんです。

そうしなければ社会が引いたレールの上を

ただ進むだけの詰まらない人生に為ってしまうだけです!

いつかは目的地と言うべき物、

すなわち死にたどり着きます、ですがその道のりは

自分自身が選び取った物で無くては行けません。

次の言葉を胸に刻んでおきましょう。

人生は、生まれた以上は、何かをしなければならない、

そして、一番大切な仕事は、思い出作りである、

最後に死ぬ時に残るのは結局

経験と思い出、それだけしか残らないと私は思います。

人生の最後に残るのは思い出という考え方は

私達が老後について一般的に耳にする考えとは、

正反対で真逆の考え方でございます。

私達は老後に向けてお金を貯めこんで出来るだけ使わずに節約し様と

言ったメッセージを常に耳にしております。

子どもの頃からいざと言う時の為にお金を貯めておきましょう、

と聞かされて育って、大人になっても同じ事を言われ続けるんです、

 アリとキリギリスの寓話の有名な結末は、

アリが穀物を収穫して満足そうな顔をして要る一方で、

夏に遊んで蓄えを使い果たしたキリギリスがお腹を空かせていると言う物です。

どちらの生き方が正しいとされて要るかに付いては議論の余地がありません。

もちろん間違っていたのは将来の事を何も考えずに

刹那的な生き方をしたキリギリスの方です。

しかし誤解だけはしないで欲しいと思います。

筆者は誰もがキリギリスの様に生きれば良いと言って要る分けでは無いんですよ。

人生の冬に備えて蓄えなくても良いとも言ってはおられませんし

経験の為ならどれだけお金を使っても良いとも言っておりません!

筆者が本当に言いたいのは!

現在の社会では勤勉に働き喜びを先送りにする事を美徳として要る、

アリ的な生き方の価値が余りも持ち上げられ過ぎて要ると言う事であります。

その結果キリギリス的な生き方の価値が余りにも軽視され過ぎて要る

様な気がしてならないのです。

つまりキリギリスの場合はもう少し働いてお金稼ぎ、節約もするべきだったし、

あるいはアリさんの場合もう少し今しか出来ない事を楽しむべきだったのかもしれませんん。

この本の本当の目的はアリとキリギリスの生き方の中間にある

最も最適な生き方のバランスを見つける事、

これがこの書籍の本当に伝えたい事であります。


そこで筆者は経験をポイント化して見ようと言う事を提案しております。

人生は経験と体験と思い出の合計

 人生は経験体験と思い出の合計と言うのは単なる比喩では無いのです。

数値を付ける事で実際に経験や思い出を合計にする事が出来るんです。

様々な経験の価値を比較出来る様にもなります。

これが人生の充実度を高める大きな一歩となるでしょう、

具体的には各経験や体験から得られる喜びをポイントで

表現する事から始めて見たら如何でしょうか?

そうする事によって自分はどんな体験から大きな喜びが得られるのか?

と言う事が視覚的に理解出来る様になるはずです。

 個々で今までの内容をまとめたいと思います

1、私達は何時かは、必ず死ぬ、そして、死と言うのは突然やってくる物

だから目的もなくただ、お金を溜め込むのを止めて

今しか出来ない事に投資するべきである。

それこそが限られた時間の中で最大限に命を燃やす方法である。 

2、金を無駄にするのを恐れて機会や経験を逃すのはナンセンスである。

お金を浪費する事より人生を無駄にして終う事の方が余程遥かに大きな問題だ。

だからこそ自分に取って最も大切なのは自分が何をすれば

一番幸せになるかを知りその経験に惜しまずお金を使う事である。経験の価値を信じよう 。

3、私達は人生で何を経験したいのかを真剣に考えなくては行けない

何故なら人生で一番大切な仕事は思い出作りだからである。

最後に死の間際の際の臨終の時は結局思い出だけなのだ。

だからまずはそれぞれの体験から得られる喜びを

ポイントで表現する事から始めてみよう。

ゼロで死ぬと言う事

では次にゼロで死ぬと言う事

について説明していきたいと思います。

では次にゼロで死ぬと言う事の本書のタイトルに

込められた筆者の熱い想いについて語りたいと思います。

ゼロで死ぬとは、一言で言うとお金を一切残さずに死ぬと言う事であります。

必要以上に稼ぐ為に働く事を止めるのは実はとても難しい事です。

なにしろ働けばお金という社会に公然と認められた

形の報酬が得られるからでアリは稼ぎ続ける自分に

むしろ誇りを感じ特に何の目的もないがなんとなく

金を稼ぐ為に働き続けてしまう人が圧倒的に多いんです。

実際どれだけ働いて金を稼いでもまだ

稼ぎ足りないと感じる人は多いです。

資産が増えるにつれてゴールのポストも動き続けます。

それは収入の量とは関係ありません。

1億円貯める事が目標だ1億円迄増やせれば仕事を辞めて

リタイヤしてゆっくり出来るなぁと思っていてもいざ1億円

溜まっちゃうと1億じゃなんか少ないな、

ともっと貯めたいなぁと言って資産が増えるにつれて

目標貯金額もどんどん高くなってしまいます。

そんな状況に必死に稼いでいる者に対して警鐘を鳴らしているんです、

莫大な時間を費やして働いても稼いだお金を全て

使わずに死んでしまえば人生の貴重な時間を無駄に

働いて無為に過ごした事になるんだと、

どんなに後悔しても若さとその時間を取り戻す事も
お金で失った時間を買い戻す事はもう出来ません。
人生とはまさに時は命なりでありタイム・イズ・ライフの事なんですよ。

ここで少し働くとは如何言う事か、労働とは何かに付いて少し話させてください。

働く、労働の本質とは!

そもそも労働の本質とは如何言う事なのか簡単に結論だけ言います。

労働して働くと言う事とは自分の人生の中の貴重な時間と生命を切り売りして稼ぐ事

これが労働の本質であり嘘偽りの無い掛け値なしの真実であります。

でもどんな人にも一日24時間365日等しく平等に老若男女を問わず

与えられているのです。それなのに、

人生100年時代と言いますが、

どんなに長い生きしてもたった100年前後何です。そのたった100年前後しかない貴重な時間を

自分の時間と自分の生命を切り売りして迄稼ぎたい物なのでしょうか?

人生100年時代と言っても、どんなに五体満足健康な身体であっても一度でも身体を壊し体が不自由になって車椅子生活にでもなってしまえば人生を楽しむ質が大きく下がり残りの人生を生きて行かなければ為らない事なんです、それは、身体を壊して未来に得られる筈だった、経験・体験・思い出等を宇あわえるに等しい事ですそれはもはや人生100年も続く長生き地獄でもあります。

100歳近い老齢になれば、体力も気力も行動力もそして考える能力も衰えてきます。

病気にもかかりやすくもなるでしょうし

万が一認知症にでもなったら嫌でも他者の介入が必要になってきます

その時自分の介護をしてくれる人が一人でもいますか?

話がそれましたが

例えばあなたが1億円の資産を残して死んだらそれは

1億円分の経験をするチャンスを逃した事に他なりません。

たとえそれが500万円だとしても500万円分の経験を

するチャンスを逃したと言う事になるんです。

それでは最適にバランス良く生きたとは言えません。

要するに筆者は使いもしないお金を稼ぐ為に

人生の時間を無駄にするのはもう止めろと言っているんです。

この事を説明する為に筆者は使わないお金を稼いでしまうよくある例を挙げています。

ある45歳になったエリザベスと言う女性の話

本書では45歳の独身女性エリザベスが例にされていました。

彼女は事務職として 働き年収は日本円で600万です。

これはアメリカ人女性では45歳の平均年収を上回る額です。

所得税や車保険料等を差し引いた可処分所得は約500万で週平均50時間働く彼女の年収は日本円で約2000万円です。これがエリザベスがオフィスで1時間過ごす事で得られる額でございます。

タイトなライフスタイルのお陰で大学を卒業して 数年後には学生ローンを完済しています。

30代前半で購入したマイホームの住宅 ローンも完済しました。

この家は売れば約4500万円になります。

昨年は例年並みの 日本円で330万円程度を生活費に使いました。

つまり年収は日本円で500万円ですから160万円程度を貯金出来た事になります。

20年後の引退を望んでいる為、給料のかなりの部分を投資銀行に預けております。

投資銀行には税引き前のお金を積み立てられているので

通常の預金口座に預けているよりも得でございます。 

エリザベスは大企業に勤めていて会社かも信頼されております。

だから雇用は安定しているし退職まで毎年わずかな昇給も余り期待しないと言ってきます。

ただしここでは話をシンプルにする為に退職迄の給料の額は変わらない事にしましょうか!

また家のローンを完済した事を除けば45歳まで老後資金は貯めてなかった事にします。

この条件で計算するとエリザベスは65歳で定年退職した場合3200万円を貯められることになります。 持ち家の資産価値である4,500万円と+と65歳の退職時の資産は7700万円この7700万円で何年生活 17出来るかは、毎年の生活費次第だと思っております。

研究によれば退職後の生活費は毎年一定ではなく

高齢になればなるほど生活費にかかるお金が少なくなると言う事が分かっています。

しかしここでも話を単純する為エリザベスは毎年生活費に320万円使うと仮定しましょうか

この前提だと彼女は24年弱生活できます。

しかしエリザベスが退職から20年後85歳で亡くなったとすると

約300万円の資産を使わず死んで行く事になります。

この時エリザベスは約300万円分の経験を逃してしまった事になるんです。

それ自体残念な事ですがそれだけではありません。

これだけのお金を得る為にエリザベスはどれだけの時間を費やしたのか。

約300万円を2000円で割ると6500時間でございます。

つまりエリザベスは生きている内に使い切れない

お金を稼ぐ為にこんなにも長い時間を費やしたんです。

月50時間労働で計算すれば2年半以上になります。

翌々考えてみれば、彼女は2年半ただ働きしたのと同じ事だと思いませんか。

人生の貴重な時間とエネルギーをもっと他の事に使えたかもしれません。

資産から物価上昇率より高い利子が得られ社会保障からの

収入があったと仮定すると彼女が働く必要のなかった時間はさらに長くなります。

少なくともあと2年半以上前には、引退できたし生きている内に

もっと沢山の金を使う事だって出来たと私は思いますよ。

もちろん、この計算は誰にでも当てはまる訳ではありません。

例えば時給換算すればエリザベスよりも遥かに沢山のお金を稼いでる人もいるかもしれません。

こうした高所得者にとっての300万円は2年半もの不要な労働をしていたと、

言う事で意味のない労働だったのでしょう、

例えばアメリカに本社のあるグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンと言われる言わば

GIFAと呼ばれる大企業のCEO(最高経営責任者)は、既に一生かかっても使い切れないほどの大金持ちですが決してゼロで死んで行く事は出来ないからです。

何故ならば資産があり余り過ぎて

毎月の利息だけで遊んで暮らして行けるだけの資産があるからです。

そしてしかし実際にはこれらの人々は大抵の場合

その300万円以上の資産を残して天国に旅立ってしまっているのが現実なんです。

時間給や年収が高い人程、働き続け

その中にはワーカホリック(仕事中毒)に陥っている者も入れば

逆に家族や子供達の為に生活が困る事の

無い様に出来るだけ多くのお金を残して死んで行きたいと言う人もいます。

お金に対する考え方は人それぞれですから

家族の為に生活が困らない様に

少しでも自分が死んだ後に多くのお金を残してあげたいと言うのも理解できます。

だからがむしゃらになってお金を稼ぎ続けお金を貯めこむ人もいます。

何故そうなるのか?

それは

稼ぎ続けたいと言う誘惑に駆られやすいからであります。

結局人生の貴重な時間やエネルギーを無駄な労働に使ってしまう訳です。

ですからエリザベスの例よりも収入が高い人に取っても低い人に取っても、

筆者からのメッセージは何度も同じ事を言って居られます。

生きている内に金を使い切る事、つまりゼロで死ぬ事を目指して欲しい、

そうしないと、人生の限りある時間とエネルギーを

全て無駄に無為に過ごしてしまうかもしれません。

もちろん、死ぬ前にゼロに到達するべきでも無いのです。

死ぬ直前にひもじい思いをしたい人なんて誰も居ないからです。

しかしせっかく貴重な時間と労力を費やして

稼いだお金を生きている内に出来る限り使い切って欲しいと筆者は言っております。

こうした考えを世に訴えているのは実は筆者だけではありません。

古くは1950年代ノーベル賞を受賞したある経済学者も

ライフスタイル仮説と言う物を提唱しました。

これは生涯にわたって彼を最大限に活用する為の

消費と貯蓄の方法を示す物であります。

お金の基本的な主張は生涯を通してお金を最大限に

活用すると言うのは死ぬ時に残高がちょうどゼロになる様に

消費行動をすべきであると言う物でございます。

仮にもしいつ死ぬかが分かって要るのならば、

その時迄に金を使い切れば最大限の喜びと効率が得られる事になります。

「いやいつ死ぬか分からないから」

「だからゼロを目指して金を使って死ぬ前にゼロになったらどうするんだよ」

「いつ死ぬかなんて分からないだろうよ」と言う現実的な疑問に対して

モディリアーニと言う学者はとてもシンプルな答えを示しています。

安全にかつ不要な金を残さない為には人が生きられる最も最長の年齢を想定すれば良いんだと、

つまり自分が可能な限り長寿を全うする事を前提に1年あたりの消費額を決定するんです。

しかし多くの人はそれすら計算していません、なんとなく必要以上の金をため込んでいる、

アリの様な労働して働いて食べている人は私達日本人も含め大勢います。

自分があとどれ位、生きられるかを真面目に考えて見る事

には十分に価値があると私は思いますよ。

自分がいつ死ぬか想像すらしていなければ、

適切な判断がし難くなるからであります。

その結果慎重派の人はまるで150歳迄生きて行く様な過度な貯金をしてしまう訳です。

元金に一切手をつけず利息だけで生きようとする人より永遠の命を期待して要るかの様な、

節約生活を送ろうとする人もいるかもしれません。

そして手付かずのお金を沢山残したまま自分が思ったよりも早く死んでしまうんです。

そして、決して使う事の無い金を稼ぐ為に、

人生の貴重な時間を沢山無駄にし無為に生きる事になるんです。

自分の寿命をおおよそでもある程度予測して生きて行くだけでも

これからの人生でどれだけ稼ぎ貯めて使うかに付いては、

遥かに良い決断が出来る様になります。

自分の寿命に意識的になる事は、これからの人生で

どうすればお金を最適に使えるかを

考える為の最初のステップなのです。

私たち は喜びを先延ばしにし将来の為に貯金します。

それは悪い事では無いですが毎月の生活費を支払い

子供達の世話をし毎日食事の準備をする、

そんな日常生活を送る為には今の楽しみを我慢し、

未来に備える能力も必要になって来るその一方で

喜びを先送りするにも限度と言う物があるんですよ。

日々の生活にばかり気を取られて生きていると

ある日突然人生の楽しみを後回しにし過ぎて閉まった為に

後悔に苦しみ苛まれるかもしれません。

喜びを味わう機会を逃し身体を壊し寝たきりの生活を

受けながら生きると言う事はとても辛く苦しいとても勿体無い事であります。

それでは、喜びに投資するタイミングをどの様にして行けばよいか。

それは資産を切り崩すタイミングを見極める事であります。

本書では、資産を切り崩すタイミングについて説明されていますが此処では結論だけに述べます。

資産を切り崩すタイミング

それは45歳から60歳の間に少しずつ切り崩す。

45歳から60歳の間に資産を少しずつ切り崩し始めると良いです。

自分が可能な限り長寿を全うする事を前提にして自分がこの後、

使うであろう必要な金額を計算し45歳から60 歳の間に資産を切り崩し始めるんです。

繰り返しますがこの方はゼロで死ぬ事すなわち生きている間に資産を有効に使い切り、

人生を最大限に充実させる事を目指しております。

60代や70代になっても純資産が増え続けて要るならゼロで死ぬ事にはなりません。

つまりゼロで死ぬ事を目指すなら人生の

ある時点から資産が減り始めなくては行け無いんです。

そうしなければ貴方の稼いだお金が全て無駄になります。

つまり価値のある経験や思い出を逃して要る事になるんです。

私たちは人生のある段階でまだ経験から

多くの楽しみを引き出せる体力がまだある内に

資産を取り崩して行くべきなんです。

今ちらっと経験から多くの楽しみを引き出せる

体力がある内にと言いましたよね。

そうです私達は年を取るにつれて経験から楽しみを引き出す能力が段々下がって行くんです。

だからこそ筆者は年を取って使う宛の無い老後の為にと貯めていた

お金を貯めこんだ所で何の意味も無いんだと、それなら若く健康な年齢の内に経験や思い出等から楽しみを引き出せる体力がある内にそのお金を自分の人生を最大限に豊かにする事だけに集中して使うべきだと言って居られます。

ここまでのポイントの纏め

1。ゼロで死ね、つまり金を残さずに死ね

2、莫大な時間を費やして働いても稼いだ金を全て使わずに入ればいずれ、

人生の貴重な時間を無駄に働いて過ごした事になる

そして非常に残酷だがその時間を取り戻す術ば無い、

さらに稼いだ金を残して死ぬと言う事は、

そのお金で出来ていたはずの貴重な経験や思い出も失う事になる

3、ゼロで死ぬ為には、45歳から60歳の間に資産を少しずつ切り崩し始めると良い。

自分が可能な限り長寿を全うする事を前提に

自分がこの後使うであろう必要な金額を計算し

45歳から60歳の間に資産を少しずつ切り崩し始めて行く事です。

お金の価値は加齢とともに低下する

さて最後に超重要な事を申し上げます。お金の価値は老齢になり加齢と共に低下するんです。

だからこそ筆者は若い頃に無駄に金を溜め込まず

ちゃんと自分の人生が豊かになる経験にお金を使って

ゼロで死ぬべきだと言っているんです。

私達は40代に金を使うのと60代で金を使うのは

同じ事だとは思っていないでしょうか?

しかし端的に言えばまだ若くて体力がある内に

金を使った方が絶対に良いんです。

年を取れば健康は低下し物事への興味も徐々に薄れて行きます。

性欲も減退するし創造性も段々低下して行く物なんです。

恐らくかなりの数の人が高齢になり

衰弱してしまうと出来る活動や行動は相当限られますよ。

そうなったらどんなにお金が幾ら沢山有っても、

もう役には立たないんです。

非常に残酷に言っているかもしれませんが実際にベッドに

寝転んでテレビのバラエティやクイズ番組を見る事位しか

特にしたい事も無くなるのでは無いでしょうか?

何かしようと思っても価値を引き出す能力と

言うのは年齢とともに低下し行くんです。

20代も後半に差し掛かると

健康も体力も気力も行動力等はゆっくり衰え始めます。

それに応じてお金から価値を引き出す

能力もゆっくりと低下して行くんですよ。

そう考えると、どうすれば人生を寄りよく生きれたかは、

自ずと見えてきます。経験を楽しむ能力が年齢によって変わってくるなら

能力が高い若い年齢の時に沢山お金を使う方が余程理にかなっています。

同じ10万円を使うにしても80代より50代の時の方が

その10万円を有意義に使う事は十分に考えられるからです。

80代に10万円を与えるよりも、

50代に10万円渡す事のほ方が人生を豊かにする為の賢明な判断と言えるでしょうね!

同じ理由で20代や30代40代に多くの経験が出来る様に

多めに金を使い老後は生活を控えると言う方針を立てる事も出来ます。

この本を読んでいるついでに思いついた事を書きますが

50代で使う100万円を80代の為に貯金しておくと言うのは言い換えると

80代の自分が50代の自分から 100万円をむしり取っているのと

同じ事なんだと思います。

経験を楽しむ能力を奪う能力主義から

価値を引き出す能力も年を重ねる内に下がっている

将来の自分が今の自分に対して金をむしり取っているんです。

そう考えると能力が高い内にお金を使うべきなのでは言う気が、

私もしてきしたと思いますよ、

このような視点を意識する事で年齢と共に変化する

お金から価値を引き出す能力を考慮した

老齢になって病気になって障害に罹った時の

手術計画を作成も出来る様になります。

経験から価値を引き出しやすい年代の貯金を抑えて

お金を多めに使う人の原則に基づいて

手術と貯蓄のバランスを人生全体の視点で調整して いくべきです。

私達はずっと老後の為に勤勉なアリさんの様に

お金を貯めるべきであると常に言われ続けてきました。

しかし皮肉にも健康と富があり経験を最大限に楽しめる

本当の最も輝きに満ち溢れていた黄金期は一般的な

定年の年齢よりも、もっと前にくるんですよ。

この神の若い輝きに満ち溢れていた黄金期に

私達は喜びを先送りにせず積極的にお金を使うべきです。

老後の為に金を溜め込む人は非常に多いですが

人生を最大限に充実させると言う観点からすれば、

これは非効率な投資に他なりません。

単に周りがそうしているからと言う主体性の無い理由で

お金を稼いで食べている人も多いんです。

お金は将来の為に取っておいた方が良い場合もあれば

今使った方が良い場合もあります。

その都度最適な判断を自分で考えて行くべきな んです。

様々な経験の中には将来に先延ばし、

しても特に問題が無い物もあります。

20代の時に行けなかった旅行をまだ

体力がある30代に楽しむ事出来るでしょう。

しかし体力が落ちて行くにつれ先延ばしに

出来る期間にも行動する限界が出てきます。

実際の所私達が思っている程人生と言う時間は限りがあるんです。

人が最後に死が直ぐ底迄来てるともう

何も出来ない経験と言うのは多いんです。

にもかかわらず私達はそれを自覚していないと思います。

まるで幾つ年を重ねても幼児用や子供用のプールで

遊び続けられると思って要るかの様に

喜びを先延ばしにし過ぎた後悔は人生の終わりに

一度だけ味わうわけではありません。

要は長い人生の中で何度も 繰り返し頭に浮かんできます。

一番の悲劇は死ぬ間際まで機会を逃した事への

後悔の念を抱いて生きる事です。

その時にはもう生き方や考え方を改める時間すら残されていません。

心の中で自分の過去を受け入れる様に勤める位しか

救いは無いのでは無いのでしょうか? 

此処迄のポイントを纏めます。

1、お金の価値は加齢と共に低下する、だからこそ著者は若い頃に無駄に金を溜め込まず、

ちゃんと人生を豊かにする経験に金を使いゼロで死ぬべきだと

良いアドヴァイスに私達は、ずっと老後の為に

勤勉なアリの様に金を貯めれば良いと言われてきました。

しかし皮肉にも健康と富があり経験を最大限に

楽しめる新の輝きに満ちた黄金期は一般的な定年の年齢より

もっと前に来ます。この神の黄金期に私達は

喜びを先送りにせず積極的にお金を使うべきでございます。

さて、皆様長々とお疲れ様でしたが、如何でしたでしょうか?

では最後に筆者のメッセージを紹介して終わりにしたいと思います。

「私はこの本でゼロで死ぬ事を貴方に進めてきた、

だが、正確に考えればそれを実現するのはある意味では不可能ともいえる、

何故ならこの本で説明した、すべてのルールに従い日々の経済状態を把握しても

天国に旅立つ瞬間には、貴方の口座又はポケットの中にはには数円入っている可能性が高いからです。銀行口座にも数百円残っていると思います。

厳密にはそれはゼロで死ぬ事にはならない、しかしそれで全く問題がない、

ゼロで死ぬと言う目標を持つ事自体が貴方を正しい方向に

導いてくれるのだから貴方は何も考えずに

働き貯蓄し出来るだけ資産を増やそうとしていた。

これまでの人生を変えて出来る限り最高の人生を送れる様になる、

ゼロで死ぬと言う目標を持つ事で

人生を充実させ様と言う意識が働く様になるからだ。

つまりゼロで死ぬ言を目指す事自体に高い価値がある事を、

目指そうと追求すれば人と言うのは正しい方向に進む事が出来る物です。

わずかであれ賢くなり勇気が持てる様になります。

ゼロで死ぬという目標を持つのも同じ事です。

完璧に実行出来なくても目指す事で何もしないよりも遥かに目標に近づけます。

ですからまずは挑戦しましょう、人生を最大限に充実させ

たった一度の人生を価値のある物にしよう。

そして本書のメッセージが貴方が良い仕事に就き膨大な時間を捧げて働き

60代から70代に引退してその後で人生の黄金期を過ごすと言う

従来の価値観に従った生き方を考え直すきっかけになる事に、

対して色々考えさせられたのではないか?と思います、 

体力や気力が落ち始める迄人生を充実させる一考にになったかもしれません。

死ぬ迄にゼロで使い切る事の出来ない

お金を貯める事ばかりに労力を注ぐのでは無く、

今すぐしたい事を最大限に楽しもう思います。

一生の思い出になる様な事をして欲しい、そして覚えておいて欲しい。

人生で一番大切な物は思い出を作る事何だと。」

最後にもう一度この書籍を紹介させてください。

出来ればこの書籍を多くの若い人達に手に取って読んで頂きたいと思っております

何故ならこの書籍には究極の人生の本当の真実が書かれている一冊だからです。

出来ればこの本は中学校や高校の図書室に

最低一冊は置いて貰いたい書籍でもあります。

長くなりましたが

これを最後まで読んでくれた皆様に感謝します。

本間義昌でした。

鬱の事に関して,もっと知ろう。今は心を病んでいる人達が沢山いる時代。

私は2017年から2019年に掛けて2度の脳梗塞を患い左足と左腕が思うように動かず両手とも握力が堕ちおまけに言葉も思うように喋れなくなりました、しかしだからこそこんな私でも発信できることがあるのではないかと思いこのブログを始めました、主に私の考えや最近のニュースや事件等を自分の意見言おうと思っております。今までに4000冊の読書を読み迄続くかわかりませんがどうか応援よろしくお願いします。

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