あなたは本当にその悩みを解決したいのですか?

どうも皆さんこんにちは。 前回からそれほど立っていませんがブログを更新します。 今回は、前回の記事でかなり記事の感覚が開いてしまった事もあるのですが とにかくなにか記事ネタが浮かんだら書こうと言うスタンスを これから心がけていこうと 考えております。 さて今日はちょっとカウンセリングについて書きますね。 これを読んでいる皆さんは よくカウンセラーさんは悩みを効くのが仕事だと言うのが 一般的な認識になっていると思うのですが、 カウンセリングに訪れる人は 本当に自分ではどうにもならない事があって それをどうにか解決したくてカウンセリングに訪れてくる人 はたくさんいると思います。 さて相談にくるクライアント(クライエント)達にも様々なタイプがいると 思いますが クライアント(相談者)の様々なタイプと言うのがあります。 それは大まかに言うと まず一つ目 自分のもやもやした不快な感情や気分を解消したいから とにかく自分の気持ちをはき出して相手に共感してもらい 自分の心と感情を癒やしたいタイプ ※(ほっとけば半ばずっと愚痴・不平・不満等を 相手に自分の気の収まるまで感情をぶつけるタイプ) でもあります そして二つ目が 自分の抱えている問題の本質に薄々ながら気づいていて どうにか解決を図ろうとするタイプ の二つのタイプに分かれています 今回は一つ目のタイプについて説明します まずこのタイプはカウンセリングに来ると これこれこのような問題や悩みがあって とか、ぽつりぽつりと語り出すか又は一気にぶちまけるように捲し立てながら 話しだします。 ※ 他にいろいろいますが大まかにタイプ分けして大体こんな所です。 そのようにカウンセラーに話をする事によって徐々に頭が整理されていき 心の浄化(カタルシス)が始まってきます それはそれで良いのですがこのような人の場合 自分の気持ちや感情を癒やすことにだけにフォーカスしすぎてしまい 問題や悩みを解決すると言う事自体に目がいかなくなってしまっている場合が 多いです、それでもその人にとってはそれだけ悶々とした状態を 抱えてきたわけですから ここは根気よく相手が自分の感情や気持ちを はき出しきるまで根気よく傾聴していかなければならないと思います ただそうはいってもずっとこの調子が続くと愚痴や不平不満ばかりになって 問題や悩みの解決が進展しませんので そのような場合は、ほんの少しだけ駒を進めるようなアプローチが必要になってきます どう言う事かと言うと 例をあげましょう ※ ある女性クライアントとカウンセラーの カウンセリングセッションのやりとりです このクライアントは職場でパワハラ上司に悩まされていると言う事で カウンセリングに訪れています しばし下のやりとり例をご覧下さい。 カウンセラー 「なるほど、あなたそういう事にも耐えてきたんだね、辛かったよね」 クライアント 「そうです先生私の気持ち理解くれますか?」 カウンセラー 「もちろんです、あなたそれだけ我慢してきたのだしその我慢 に耐えられなくなったからこそカウンセリングを受けようとおもったんですよね?」 クライアント 「そうです、もう耐えられません、私どうすれば良いの!」 カウンセラー 「落ち着いて下さい、それでは、少しいまから質問しますが あなた自身は、今のその状態から打開するためには どのような状態になればあなたにとって一番望ましいと思いますか? そしてその状態にするためにはあなたはこれから何を考え、 どのように行動していけば良いと思いますか?」 クライアント 「一番望ましい状態ですか、そうですね、考えた事も無かったですけど 頭がぐちゃぐちゃでいきなりそんな事言われてもすぐには思いつきませんよ」 カウンセラー 「そうですよね、いきなりこんな難しい事を質問されても大半の人は戸惑ってしまいますよね だからこそ、今私はこのような質問をしてあなたの頭の中を少し整理するためにも ぐちゃぐちゃになった思考を整理し打開策を考える良い機会だと 私は思うので、少し考えて見ませんか? クライアント 「先生のおっしゃることは分りました、そうですね私も少し頭が混乱していたかも しれません、少し今の質問考えて見ます」 とこのように愚痴や泣き言不平不満等、負の感情をはき出しても心は癒やされていきますが その問題が解決されるわけではないので質問という形を取って 相手に考えさせるアプローチを取って ほんの少し駒を進めるようなやり方も必要になってきます。 ただこのときに注意したいのが命令や指示・助言・アドバイスのようなアプローチは 避けると言う事です。 上の文章でもお気づきの方はいると思いますが 最後のほうで「少し考えて見ませんか?」と言うアプローチは命令や指示等ではなく 相手に対する提案と言うアプローチに止めています いくら問題や悩みを解決する為とはいえやはり命令や指示又は助言やアドバイスは 心理学的に上から目線のようなやりとりになってしまい どうしても人によって抵抗がある物なんです それは心理学的に人は自分がコントロール出来ない物に対して 少なからず不安・恐怖を覚えてしまう物なのでそこで 提案というアプローチを使って相手に選択権を与えて選ばせてあげた方が 心理学的には人は安心する物なのです。 上の文章のクライアントのように「少し今の質問考えて見ます」と言う事は この提案に対してやってみよう考えてみよう受け入れた言う事になります もし逆にこの提案を受け入れず突っぱねた場合は そのときはまた少し質問を変えて別の提案をしてみるという方法もあります どちらにしろ カウンセリングに訪れる人の大半は心が疲弊しマイナスの状態の 人が多いのでまずはしっかり傾聴し受け止めて心の浄化はかるのが先決です と言う事で 今回の記事は如何でしたでしょうか? なんかちょっと固い記事になってしまったような気がしますが 今回はここまででと言う事で 今回も最後までお読み頂ありがとうございました。

鬱の事に関して,もっと知ろう。今は心を病んでいる人達が沢山いる時代。

私は2017年から2019年に掛けて2度の脳梗塞を患い左足と左腕が思うように動かず両手とも握力が堕ちおまけに言葉も思うように喋れなくなりました、しかしだからこそこんな私でも発信できることがあるのではないかと思いこのブログを始めました、主に私の考えや最近のニュースや事件等を自分の意見言おうと思っております。今までに4000冊の読書を読み迄続くかわかりませんがどうか応援よろしくお願いします。

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