NLP × コーチング ＝ 目標を達成すると言う事の真実又は本質

  今回の記事は、NLPをコーチングで生かす簡単な手法とそれを 活用する事によって目標を達成すると言う事の本当の真実もしくは本質と言う切り口で 書いて見たいと思います。

 今回はずっと更新が長引いていたの 少し記事が長くなるかもしれませんが まあそこは、ご愛嬌と言う事でご了承していただきたいと思います。

 でははじめさせて頂きます まずNLPと言う（神経言語プログラミング）は カウンセリングにも コーチングにも応用がききますが どちらかと言うと、NLPはコーチングと非常に相性が良いです。

 そして具体的にNLPを使うコーチングで最低限身につけておかなくては いけないスキルとして チャンクサイズと言うスキルがあります チャンクと言うのは日本語で訳すと塊(かたまり)と言う意味です。 さらにその中でチャンクサイズのスキルにはさらに2種類あります チャンクアップ（塊(かたまり)を大きくする） チャンクダウン（塊(かたまり)を小さくする） の二つがあります。 このチャンクを上げたり下げたり 又は塊(かたまり)を大きくしたり小さくしたりと言う事です。 この概念を会話の中で具体的に言うと チャンクを上げる（チャンクアップ）の場合は大まか感じで会話していく 反対に下げる場合（チャンクダウン）は会話を詳細な形で会話するようにします それとコーチングとどう関係あるの？ と言う質問がきそうですが そもそもコーチングをする場合様々な目標や夢達成等 ゴール（望んでいる事）に導いてあげる為に様々な質問や傾聴等繰り返して 本人に様々な気付きを与え行動を促すと言うのがコーチングの基本ですが このコーチングを受ける側がコーチングを受ける為に まずどんなゴールを目指したいのかを聴くのですが 大半の人は目標を掲げても殆どは曖昧な目標になっていて 絞りこめていないのが殆どです。 そこでこのチャンクのスキル特にチャンクダウンを使って目標を詳細な形で 明確にして絞ってあげなければ 本当の意味での目標設定にはならないのです。 では具体的に どうチャンクを使って目標を絞っていくのか 例として 例えば 「私は将来店をもって独立したいんだ」と言う目標を掲げている人が いたとしましょう しかしこの目標宣言ではアウトカム（目標、ゴール）が弱く チャンクが大きい（チャンクアップ）状態なのでより具体的に 詳細に絞ってやる（チャンクダウン）必要があるのです。 下の例で言うと 「店をもって独立したい！それはわかった では、具体的にどんな店をもちたいのか？」 これをさらに詳細にしていくのです 例えば、「それではその店をもつ為に最初にしなければならない事 又は、今すぐ考え付く事ですぐに実行できそうな事は何でしょうか？」と言う風に落とし込んでいきます これをさらに詳細にすると 「店の店名を決めようとか」「その店でこのような商品又はサービスを扱おうとか」 「どのあたりに店を構えよう」とか「ほかに協力してくれる人はいないだろうか」 とそのように今使えるリソース（資源）でなにがあるのか？ と言う風に細かく詳細にしていくのです その時により明確に問題を詳細にしていく手法として このような概念があります。 それは、NLPの考え方の概念に ニューロ・ロジカルレベルと言うものがあります まずは下の図を目て貰えればわかるとおもいますが ニューロ・ロジカルレベルと言うのは人間の意識レベルを基本5段階の意識レベルで階層分けし それをピラミッド型のようにあらわしたものです ※ 5段階レベルの上にはさらに六段階めの概念がありますが これは個人レベルの意識を超えた概念であり 一言で言えば （自分と言う存在は他の何かの為に何を与えて何を提供してどんな貢献をしてあげられるか？） と言うのが六段階目の基本概念です。 このニューロ・ロジカルレベルの概念に当てはめて様々な問題等を当てはめて行くと この問題はどのレベルでの問題なのかとい事が明確になり さらにアウトカム（目標、ゴール）が明確になりやすいのです。 ※ わかりにくいと言う方はNLPの書籍等を参考にして頂けると幸いです。 そしてニューロ・ロジカルレベルを当てはめて 具体的なゴールの姿も明確にイメージしておくとよりベストなんです。 こういった事をさらに詳細にして ８つのアウトカムにあてはめればより目標が絞られてきます これを 8フレームアウトカム言います 具体的には １．あなたのゴール（望み）は何ですか？ ２．ゴール（望み）が手に入ったらその時あなたは 何が見え、何が聞こえ、どのような感じがしますか？ ３．ゴール（望み）はいつ、どこで、誰と創りますか？ ４．ゴール（望み）を手に入れたら、あなたの人間関係や 周りの環境はどのように変化するでしょうか？ ５．ゴール（望み）を達成のために、 あなたが既に持っているリソース（能力・才能・資源・人脈・お金）は何ですか？ ６．現在、成果を手に入れるのに止めている物又は行動をを止めているものは何ですか？ ７．ゴール（望み）を手に入れることは、あなたにとってどのような意味がありますか？ ８．まず何から始めますか？具体的な行動プランは何ですか？ この8フレームアウトカムを明確にすることによって より具体的なゴール（望み）が見えてくるのです。 ここで一つ 目標を達成する為には明確なイメージの力となぜそれを達成したいのか？ これがあやふやだとまず目標は達成する可能性は低くなります。 つまり私はなぜそれをやりたいのかという事がはっきりしないと 目標を達成する上での最大の障害があります。 それはニューロ・ロジカルレベルの上位概念のレベルがあやふやになっているからです 別な言い方をするならば 理念・ビジョン・志(こころざし） と言い換えてもいいと思います。 理念・ビジョン・志(こころざし）と言ったものをあやふやなままにしたまま 見切り発車で目標に動こうとすると 最初のうちはわからないかもしれませんが しかし それがはっきりしないうちにあいまいな目標に向かって行動していると 気が付かないうちに 段々ある種の義務感で動くようになってしまうのです 「別に義務感で動いたっていいじゃん！それだけ責任感もあるって事でしょ！」 と思うかもしれません 実は目標に向かっている人の多くがこの罠に陥りやすいのです。 じつは目標に向かって行動している内にそのうち義務感（つまりこれをやらなければ） で動いていると そのうち目標に向かっていくことそのものが嫌になってきてしまうのです。 そして義務感で行動するうちに少しづつ嫌気がさしてきて 行動する事が面倒になってきてしまいます やがてそれがだんだんと自分の掲げた目標やそれに向かっていく行動に対して 恨みや憎しみ等のネガティブな感情が 芽生えてきてしまうのです そうなると結局は目標に対する恨みや憎しみ等が芽生えてしまっているため さらに嫌気がさし結果として目標が達成できない又は達成したとしても こころから喜べない！具体的には何か違うと感じたり 虚しさを感じたりと何か違和感をかんじたりしてこんなはずじゃなかったのに と言う思いにとらわれてしまいます ではその罠に陥らないためにはどうすればいいか それは上の文章で上げた様々な方法できちんとした目標設定した後 今度はその目標をそしてこれから行動しようとするその一歩を 一本の木を育てて大きくするように慈しんであげて下さい。 段々と土に苗を植えて芽をだし成長してやがて立派な一本の巨木となるように そしてその成長を温かく見守り目標そのものを愛して上げる事なんですね つまり明確で確固たる目標に向かうにはその目標に対する愛がなければ続きません これが目標を達成すると言う事の真実であり又は本質だと言う事です。 最後に結論をまとめると 目標やそれに向かう行動にはその事に対する愛がなければ 長く続けられないと言う事 目標や行動に愛がなければやがてそれは義務感になり最後には 憎しみや恨みに変わってしまいそうなると 段々目標やそれに向かって行動する事自体が嫌になってしまい 途中で挫折してしまうとい事です。 これを読んでいる人でいろんな夢や目標を掲げている人も 多いと思いますがもし途中で夢や目標に向かう時に何か停滞しているとか こんなはずではなかったと思ったとき、もしかしたら いつの間にか、義務感に変わってしまっているかもしれません。 その時はもう一度初心に帰って そもそも自分のその夢や目標に向かいたいと思った本当の気持ちは何だったのか？ その事を振り返って思い出して見て下さい 少し長い記事になりましたが今回の記事はいかがでしたでしょうか？ 今年もあとわずかです 今年中にも一回記事をアップしたいと思いますが未定です。 もしかしたらこれが年内での最後の更新になるかもしれません それ以降は来年になります。 それでは今年もあとわずかですが良い年を迎えられるように 最後まで読んで頂きありがとうございました。